【最大1,300万円】お寺・神社で文化イベントを開催しませんか?「Old meets New 観光振興事業助成金」活用ガイド【令和7年度】

お寺・神社での文化イベント助成金ガイド

「お寺をもっと開かれた場所にしたい」「境内の歴史的建造物を活かして、多くの人に足を運んでほしい」—そんな想いを持つ住職やお寺の管理者の方は少なくありません。

しかし、新しいイベントや企画を実施するには資金が必要です。そこで注目したいのが、東京都と東京観光財団が実施する「令和7年度 Old meets New 日本文化を活用した観光振興事業助成金」です。

この助成金のポイント

費用の2/3(最大1,300万円)の支援を受けて、お寺や神社を活用した文化・芸術イベントや観光発信事業が可能になります。伝統と現代アートの融合、境内でのコンサート、特別拝観の新しい形など、「お寺×文化」で新たな観光価値を創造するチャンスです。

お寺や神社が対象!「Old meets New」助成金とは?

「Old meets New 日本文化を活用した観光振興事業助成金」は、東京都内の観光振興を目的に、東京にある「神社仏閣」や「歴史的建造物」などの日本文化資源と、芸術・音楽などを結びつける事業を支援するものです。

単なる修繕ではありません

この助成金は建物の修理や保存そのものではなく、「文化・芸術団体と連携して行う新たなイベント」や「情報発信」が対象となります。お寺という「Old(伝統)」の場に、「New(新しい文化・芸術)」を掛け合わせることで、新しい観光価値を生み出すことが求められます。

具体的な活用例

助成金額と補助率(A・B協議会の違い)

この助成金は、お寺単独での申請ではなく、「協議会(チーム)」を作って申請する形式です。連携する団体の数や規模に応じて、上限額が変わります。

助成率(共通)

対象経費の3分の2(2/3)が助成されます

A協議会(大規模向け)

上限額 1,300万円
連携条件 3者以上の連携(文化・芸術団体を1者以上含むこと)
想定事業 大規模な文化イベント、複数会場での周遊企画など

B協議会(地域密着向け)

上限額 600万円
連携条件 2者以上の連携(地域の観光協会等+文化・芸術団体など)
想定事業 地域に根ざした小規模イベント、特定エリアでの企画など

金額の具体例

例えば、900万円の事業を実施する場合(A協議会)、助成率2/3で600万円の助成を受けられます。残りの300万円が自己負担となります。最大1,300万円まで助成されるため、大規模なイベントも実現可能です。

採択されるための「3つの必須条件」

お寺や神社が申請する場合、以下のポイントを押さえる必要があります。これらは募集要項で明確に示されている重要な要件です。

1. 「文化・芸術団体」との連携が必須

お寺だけで行うのではなく、プロの芸術団体やアーティストとのコラボレーションが必要です。お寺という空間(Old)と新しい芸術(New)の融合が、この助成金の核心的なコンセプトです。

連携先の例:

2. 「観光需要」を生むこと

単なる檀家向けの行事ではなく、地域外からの来訪や周遊につながる「観光振興」の視点が必要です。訪日外国人や都内外からの観光客を呼び込む企画であることが求められます。

観光需要を生むポイント:

3. 「新たな」取り組みであること

重要な注意点

毎年行っている恒例行事そのままでは対象外です。既存の行事であっても、新たな形に再構築する必要があります。新規性とイノベーションが評価のポイントです。

「新たな」の例:

申請スケジュールと手続きの流れ(令和7年度)

締め切りに注意!

募集期間:令和7年4月24日(木)~6月13日(金)17時必着

約2ヶ月間という短い期間ですので、早めの準備が重要です。

事業実施期間

交付決定日~令和8年9月30日まで(来年の秋まで実施可能)

ステップ 時期 内容
1. 準備 4月~5月 協議会メンバーの選定、事業計画の策定
2. 申請 ~6月13日 郵送および電子メールで申請書類を提出(両方必須)
3. 審査 6月~7月 審査委員会による選考
4. 交付決定 7月~8月 採択結果の通知
5. 事業実施 交付決定後~翌年9月 イベント開催、情報発信等の実施
6. 報告・精算 事業完了後 実績報告書の提出、助成金の交付

申請方法の注意点

郵送と電子メールの両方が必要です

申請書類は、郵送での提出に加えて、電子メールでも同じ内容を送付する必要があります。どちらか一方だけでは受け付けられませんのでご注意ください。

お寺での活用アイデア(具体例)

実際にどのような企画が考えられるか、いくつかの具体例をご紹介します。

1. 夜間ライトアップ×伝統芸能

閉門後の境内を活用し、本堂や庭園をライトアップ。そこで能楽や雅楽などの伝統芸能公演を開催します。宿泊観光客を対象としたナイトタイムエコノミーの創出につながります。

連携先:能楽師、照明デザイナー、地域観光協会

2. 座禅体験×現代音楽

伝統的な座禅体験に、環境音楽やアンビエント音楽を組み合わせた新しいマインドフルネス体験を提供。静寂と音響の融合による非日常空間を演出します。

連携先:音楽家、音響エンジニア、ウェルネス関連企業

3. 歴史的建造物×現代アート展示

本堂や庫裏などの歴史的建造物を展示空間として活用し、現代アーティストの作品を展示。お寺の持つ歴史性と現代美術の対比を楽しめる企画です。

連携先:現代美術家、ギャラリー、アートディレクター

4. 多言語による観光発信×周遊企画

お寺の歴史や文化財について多言語(英語・中国語など)で解説する動画やパンフレットを制作。近隣の観光スポットと連携した周遊マップも作成し、インバウンド需要を取り込みます。

連携先:翻訳会社、映像制作会社、地域DMO

SDGsへの配慮も重要なポイント

持続可能性への取り組みが求められます

募集要項には「SDGsを意識した取組を実施してください」という記載があります。事業実施にあたっては、環境への配慮が評価のポイントとなります。

お寺で取り組めるSDGs施策

お寺の「ものを大切にする心」や「自然との調和」という理念は、SDGsの精神と非常に親和性が高く、アピールポイントになります。

申請のハードルと解決策

ハードル1:協議会の組成

課題:お寺単独では申請できず、複数の団体・企業と連携する必要がある

解決策:地元の観光協会、付き合いのある文化団体やアーティスト、デザイン会社などに声をかけてチームを組みましょう。すでに関係性のある相手から始めるとスムーズです。

ハードル2:書類作成の難しさ

課題:申請書類の作成や事業計画の策定が複雑

解決策:専門家のサポートを受けることをお勧めします。当社では、助成金申請のコンサルティングから事業実施までトータルでサポート可能です。

ハードル3:新規性の確保

課題:「新たな取り組み」とは何か分からない

解決策:既存の行事に「現代の要素」を掛け合わせる視点を持ちましょう。例えば、伝統行事にプロジェクションマッピングを導入、SNS映えする演出を加える、外国人向けプログラムを追加するなど。

よくある質問(Q&A)

Q1. お寺単独で申請できますか?

A. いいえ、この助成金は「協議会(チーム)」での申請が必要です。文化・芸術団体を1者以上含む2者以上(B協議会)または3者以上(A協議会)で連携する必要があります。

Q2. 毎年開催している行事でも対象になりますか?

A. 既存の恒例行事そのままでは対象外です。ただし、既存行事を「新たな形に再構築」する場合は対象になる可能性があります。新規性と観光需要創出の視点が重要です。

Q3. 建物の修繕費用も助成対象ですか?

A. この助成金は「ソフト事業(イベントや情報発信)」が対象です。建物の修繕そのものは対象外ですが、イベント実施に必要な仮設設備等の経費は認められる可能性があります。詳細は募集要項をご確認ください。

Q4. 申請の締め切りはいつですか?

A. 令和7年度の募集期間は令和7年4月24日(木)~6月13日(金)17時必着です。郵送および電子メールの両方での提出が必要ですので、余裕を持って準備しましょう。

助成金申請から事業実施まで、当社がサポートします

「連携する芸術団体が見つからない」「書類作成が難しい」「どんな企画が採択されやすいか分からない」—そんなお悩みはありませんか?

当社は、お寺や神社の特性を活かした文化イベント企画から、助成金申請のサポート、実際の設備工事やイベント運営まで、トータルでお手伝いいたします。Old meets New助成金の申請実績も豊富で、採択に向けた効果的なアドバイスが可能です。

サポート内容:

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まとめ:お寺の新たな可能性を開く大きなチャンス

「Old meets New 日本文化を活用した観光振興事業助成金」は、お寺や神社が持つ歴史的価値と現代の文化・芸術を融合させ、新しい観光価値を創造するための制度です。

この助成金の魅力

申請成功のポイント

この助成金は、お寺の持つポテンシャルを最大限に引き出し、次世代に向けた新しい価値を創造する絶好の機会です。ぜひ積極的にご活用ください。


※本記事は「令和7年度 Old meets New 日本文化を活用した観光振興事業助成金」募集案内に基づいて作成しています。最新の情報や詳細については、公益財団法人 東京観光財団の公式サイトをご確認ください。制度内容は変更される場合があります。